シロアリ駆除会社チェックポイント
シロアリの生態や使用する薬剤について
詳しく説明してくれる従業員の教育が行き届いている会社なら、シロアリの生態や使用薬剤の説明など、ごく簡単なことです。ただ、シロアリ工事は床下での作業が中心になり、工事内容の確認がしづらいことで、外見だけで専門性がある業者なのか見極めることは困難です。
特に最近ではインターネットの仲介サイトを通じて、零細・個人業者がシロアリ駆除作業の下請けを行っているケースが多く、それらには統一されたノウハウや技術力がありません。
「安いけれど本当に自分の家のシロアリ駆除をまかせてもいいのか…?」と不安に思った場合は、見積もりの際の現地調査の時に、少しだけインターネットで調べてから、シロアリに関する質問をぶつけてみましょう。納得いく答えが返ってこなかったり、あまりにアタフタする様では要注意。プロとしての専門性に欠けるかもしれません。作業内容について、しっかりと説明してくれる
自社の作業に自信のある会社なら、自社の特徴や得意なことを話したいはず。
具体的な作業の流れや工事のポイントについて質問してみてください。
思わぬ熱い思いやシロアリに関するウンチクが聞けないようでは、ちょっと心配です。
お住まいの形は一律ではなく、白アリの発生するポイントや被害箇所もバラバラです。
特に床下にも入らず、家を適当に見回るだけで簡単に作業内容や見積もりを出す業者の場合、被害箇所を見落としてしまう可能性があり、再発の危険性が高くなります。
また、マニュアル通りの説明ではなく、あくまでもお客様のお住まいにとってベストな作業内容であるのかも合わせて確かめるようにしましょう。 fhref日本しろあり対策協会に加盟していて、
しろあり防除施工士の資格者がいる公益社団法人日本しろあり対策協会は国土交通大臣の許可を得ている日本で唯一の業界団体で、シロアリの研究や薬剤の認可など最も権威のある組織です。技術者の資格制度として「しろあり防除施工士」という資格の登録・検定や最新情報の広報などを行っています。
しろあり防除施工士は、筆記試験と所定以上の実務経験が必要で、また、3年ごとに更新が必要な資格です。そんな協会にそもそも加盟していない、または認定された防除士の資格者が少ない会社は、要注意だと考えます。
公式ホームページには会員名簿が掲載されていますので、依頼したい業者が会員であるか確認してみてください。
雨宮では日本しろあり対策協会への会員であることはもちろん、合計56名のしろあり防除施工士をはじめ、住まいに関する様々な資格を持った専門員によって確実な駆除をおこないます。下請けでなく、点検から工事、アフターサービスまで
一貫して自社で実施しているハウスメーカーや住宅会社の提案するシロアリ工事は、下請けのシロアリ業者が実施します。多くの会社は信頼できるシロアリ業者に委託していますが、コストを抑えるためにしろあり対策協会に加盟しおらず、専門性のない会社を指定工事店にするケースもあるようです。
また請け負った会社も更に個人の業者に丸投げすることもあり、サービスの提供が不安定になりがちです。
シロアリ対策は5年間の保証を伴いますから、提供した工事の最終結果は5年後になります。
最後まで責任を持ったサービスを提供する上で、一貫した自社体制が出来ていることが非常に重要です。
業者選定の仕方についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
シロアリ駆除は自分でできる?プロの駆除費用の相場は?料金が安すぎるとリスクが高まる理由